8月14日の昼食は”お盆献立”でした。

<献立>

・幽霊寿司

・卵豆腐のくずあんかけ

・うざく

・清汁（冷そうめん）

・すいか

幽霊寿司は江戸時代中期から山口県宇部市吉部（きべ）地区に伝わる真っ白な見た目の押し寿司です。

海から離れた山間部にある吉部地区には、当時は新鮮な魚がなかなか手に入らなかったそうです。しかし吉部地区はお米作りに最適な気候で、お米やお水がおいしいと評判の土地で、お米だけで作った真っ白い押し寿司が特別な日のごちそうとして作られ、お盆やお祭り、お祝いの日に食べられていたそうです。

そのお寿司に具が一切入っていなかったこと、真っ白な見た目で具が消えたように見えたということから「幽霊寿司」と呼ばれるようになったようです。今では具を加えて現代風にアレンジされていますが、見た目は変わらず真っ白に見えるように2層の押し寿司になっています！